沈黙は金。でも「出せば大金」なこともある。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

何かあったとき、物書きはすぐさまブログやSNSに投稿します。なんなら起きた1のネタを10にまで膨らませてしまいます。
物書きは、街で出会った変なオジサンを「アレは地球外生物に違いない」くらいのことは平気で言います。書いてる自分の頭のほうが地球外生物レベルかもしれないことは、もちろん神棚の上に乗せちゃいます。日頃から都合よくいろんなモノを神棚に乗せちゃうので、神様も呆れていることでしょう。

そんな「聞いて聞いてー」なキャラだからこそ、物書きという商売に結びついてるともいえますが、この業界に十年もいると、身近に接する連中も自己顕示欲の塊ばかりになってしまうせいか、あたしはまだまだ主張が足りないなぁ……パンツくらい脱がなきゃダメかなぁ……などと、壮大な勘違いが起きたりします。

しかし他業界には、すごいことをやってるのにそれを主張しない人もいます。いわゆる「能ある鷹は爪隠す」系。
むしろそっちのほうが世の中的には多いのかもしれませんが、なにせ同業者には見ないタイプなので、あたし的にはすごく新鮮です。
反面「もったいないなー」とも思うのです。だってその功績(実績)をもっと世に知らしめれば、さらに売れるかもしれないのに。

余計なことまで言ってしまうのが物書きですが、余計なことばかりか「なんでそれ言わないの!?」まで黙っていることができる人に、実はちょっと憧れます。
不言実行、ミステリアス……。男でも女でも、隠された引き出しが多い人ほどセクシーに映るもの。あたしみたいに性癖まで全国誌や地上波に載せてしまう女は、ちっともセクシーじゃありません。恥を知れ、です。

とはいえこんなあたしでも、多少は線引きしています。
たとえば、モテなくなるから「好みの男性器」などは語りません。
(すでに性感帯までさらけ出している以上、もはや手遅れという気がしなくもないですが)

しかし、何でもあけすけに語っているようで「昔あたしの上を通り過ぎた男」の悪態だけは沈黙を貫くのがあたしの美学。
悪態のみならず「親しさ故聞いてしまった恋人(あるいは友人)の秘密」なども、墓場まで持っていくネタのひとつです。
それらを語ってもいいのは、当の本人が隠さなくなった場合だけ。当然といえば当然ですよね。

まー秘密に限らず、ネタとして面白くなければ「聞いて聞いて」も起こりません。
いわゆるボツネタは、友情のために沈黙しているわけではなく、話すほどのことでもないから語らないだけなんです。
あと「他人が聞いたら不快になる」悪口系も、基本は控えますね。でも笑えるネタならば時に出してしまうこともありますが(笑)

だらだらここまで戯言吐きましたが、実は現在、あたしは「いつかどこかで書くかもしれないが、今は秘密」なネタを持っています。
ホントは「なう」で言いたくてたまらない。だけど小出しにするのはもったいない。
第三者も絡むことなので、余計(いちいち承認取るのも面倒だから)沈黙を貫いています。

「聞いて聞いてー」なあたしですが「沈黙は金」なことも、ちゃーんとわかっているんです。
「出せば大金」だとしても、デメリット(恋人や友人を失う、名誉棄損で訴訟沙汰になりかねないなど)があれば言いません。

前述の「今は秘密」なことは、聞いたら「なんだそんなこと」かもしれません。
実際、媒体で書いていないだけで、リア友の数名には酒の席で言っちゃってるし(笑)

影(誰にも言えない秘密)のあるミステリアスな女には、なかなかなれそうにありません。
……なーんて「たいした秘密もない」キャラを装っているあたしみたいな女のほうが、実はとんでもない爆弾を抱えていたりするんですけどね。ニヤリ。
(どっちなんだ)

PICKUP

ARCHIVE

PAGE TOP