【愛生きバックナンバー】だって欲しいんだもん

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メルマガ『愛がなきゃ生きていけない』掲載のコラムです。
vol.13(2003.3.16配信)

こんなテーマのコラムを書いたのは、手に入らない男をいつまでも心が追っていたから。

「手に入らない男」といっても、高嶺の花なんかじゃーありません。
ひらたく言えば、妻帯者。今となっては「そこまで価値あったかなぁ」と思いますが。←毒

そもそも、どれほど親しくなろうと、人が人を所有することはできません。
所有欲というのは誰にでもありますが、対人間にそれが発揮されてしまうと、ややこしい関係になってしまいます。

所有は愛情じゃないんです。むしろ支配に近い。
「手に入れたい」欲求は、「見えない(心の)繋がりを大切にする」という愛情に置き換えればいいんです。

だって欲しいんだもん

この言葉をあなたはどう感じますか?
コドモのワガママですか?
でも、誰しもそういう欲望って持っているとあたしは思います。
自我を通すか、周囲と折り合いを付けて自分をごまかすか、くらいの違いでしょう。

あたしは欲しいモノは手に入れるまで諦めません。
卑怯な手段にまで及ぶ気はないけど、可能な限りの努力はします。
躊躇したりカンタンに諦めがつく程度なら、それは本気じゃないのです。
そこまで本気で手に入れたいモノは一生のうちそうそうあるもんじゃないし、あらゆる方法をやりつくして、それでもどうしてもダメ……という境地に達すれば、きっぱり諦めがつくと思うのです。

* * * * * * * *

欲しいモノがお金で解決するような物欲なら、手に入れるのも簡単です。
ホンキ度が高ければ、どんな高額商品でも貯めて、あるいはローン組んででも買うことができます。

だけど、欲しいモノが「男」の場合、それは一筋縄ではいきません。
厳密には、モノ扱いできない感情を持った人間に対しては、
「手に入れたい」
というのではなくて、
「彼のナンバー1になりたい」とか
「彼の心を虜にしたい」とか
「願わくば彼女として君臨したい」
みたいな欲望ですね。

対象になるのは、恋人関係に到達してない相手だけではありません。
欲望が生まれるのは、関係を変化させたい時や、もっと親しくなりたい時。

そんな場合、あたしはやはり最大限の努力をします。
金にモノ言わせられるんなら、投資も惜しまず(笑)
そんな感情に、周囲の無邪気な残酷さで傷つけられることだってあるし、相手も当然感情があるから、こっちの望むような展開にならなくて、切ない気持ちになることだってあります。
でも本気度が高ければ、簡単には諦められないのです。

昔の有名なドラマ『101回目のプロポーズ』は、まさにそんなテーマでした。
あの武田鉄矢をカッコ悪いとか現実味ないとか否定するヒトは多いかもしれません。
でも、心からそう思うヒトがほとんどなら、あの視聴率はありえません。

あたしは鉄矢と同じ手段は採用しません(笑)が、相手をよく観察して、自分なりの方法を考えてアプローチします。
「好き好き~♪」って光線を常に発信して、しつこいと感じてるような反応を示したら、ちょっと引いて。
でもアプローチできるチャンスを逃さないように、細い糸くらいの繋がりでも、絶対切れないように努めます。

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いろいろな方法で接近を試みても、どうしてもよい展開が望めない場合、最後の手段は「ハラを見せる犬」(笑)

白旗。
降参。

もう手の内全部見せて、正直な「素の自分」で勝負。

とにかくあたしはあなたが好きなの。
世界中の誰にでも宣言できるくらい本気なの。
全部失っても、あなたが欲しいの。

どれほどしたたかにやっても、所詮手段は見透かされます。
正直さに勝るテクニックはありません。
愛情でも友情でも、心を開いて嘘やごまかしのない関係になってこそ、信頼も親しさも増すってもの。

じゃあ最初っから正直路線でいけばいいじゃないか、と指摘されそうな気もしますが、何の警戒心も防衛本能も持たずに突っ走る強さは、最初はないのです。

時間が経過するにつれて、
「本当にあたしはコイツを好きなんだろうか」
と、たくさん自問自答して、それでも「好き」だという答えしか自分の中にないと気づき、初めて自信が持てるのです。

この場合の自信というのは、うまくいく自信じゃありません。
自分の「好き」に自信が生まれるのです。
玉砕する覚悟も生まれてくるのです。

そこまで自分をさらけだして愛情伝えれば、例え相手があたしに惚れてくれなくても、せめて感謝したり友情レベルで応えようとしてくれるはず。
もしも、そんなヒトとしての思いやりすら持たないような男だったならば、
「その程度の器だったんだ」
と、スッキリ終わりにできます(笑)

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がむしゃらで一途な気持ち、「あなた」はどう応えるのかしら……?

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