頭髪問題について語るときに私の語ること

プライベート

村上春樹っぽいタイトルをつけてみましたが、要は「ハゲ」問題です(笑)

男性にとって髪の毛は、年齢を表す指標のひとつです。
まー中には若くして髪の毛が寿命を迎えてしまう、悲しきDNAに悩む男性もいますが、だいたいは30代後半~40代あたりで「劇的な変化」に対峙し「俺もそんな歳になったのか……」と青春に別れを告げ、晴れて中年=オッサンの仲間入りを果たすわけです。
逆に、いくつになってもフサフサした髪をキープしている男性は、悩みがひとつ少なく済んでいることをご先祖様に感謝するどころか「まだまだ俺はイケるぜ」と、いつまでも現役だと勘違いしていたり。

実際、毛量が減らずとも中年に差し掛かれば、ほとんどの人は「白髪」問題と向き合う時期に突入します。とはいえ染めればいいだけのことなので、抜けてしまう人に比べればそれほど深刻ではないかもしれません。

女性だって悩みます。だって髪は”女の命”だから

加齢による頭髪の変化は、女性にとっても割とシビアな問題です。
そもそも髪を生やすのは女性ホルモンなので、男性に比べてホルモン量の多い女性は、病気でもしない限りツルツルに抜けてしまうことはありません。それでも若い時分と比べたら毛自体が細くなったりボリュームが減るという現象は、多かれ少なかれ起こります。

かくいうあたしも、年々頭髪問題は無視できない段階になってきています。

白髪が生えるのはかなり早かった(40歳手前あたりから出没/どうやら家系らしい)のですが、20代からずっと茶髪にしていたので、カラー剤の種類が変わるくらいで別段気にも留めませんでした。
しかしここ数年、いよいよ髪が細くうねり、やせ始めてきたんですよ。
体はなかなかやせないのに、髪ばかりやせるとか、勘弁してよ!

昔はパーマもかからないほどの針金ストレート。ボブにすれば「こけし」とあだ名をつけられてしまうほど、毛量が多いのが悩みの種だったあたし(なんと贅沢な!)。
そんな髪質の女でも、寄る年波には逆らえないものなんですね。
(あたしの場合、甲状腺の持病も薄くなる原因らしいですが)

とはいえもうあたしはレベル47。微魔女にはなれても美魔女にはほど遠いルックスとなれば、若さにしがみつくことの無意味さは、重々承知のこと。
しかし「もう中年だから」と開き直ったら女はおしまい。ただでさえオッサン化が進んでいる以上、せめて「熟女」としての需要は少しでも保ちたいのが本音です。
だって一応(まだ)独身だし。多少悪あがきするのもレベル47らしさでしょ。笑

そんなわけで、今は女性用の育毛剤と頭皮マッサージ器(写真)を愛用中。

無駄な抵抗とはいえ、この努力のおかげか、今のところ悪化はストップした気配。
同じ悩みに窮している熟女にはオススメです。

中年女が髪を伸ばさない理由とは

男性はあまり気づいていないと思いますが、40歳あたりを境に女性のロングヘア率はグンと下がります。もっと手前でも、事情により髪を伸ばさなくなる女性は少なくありません。
一定年齢よりだんだん髪を伸ばさなくなる理由。それは……

・子供が産まれたから(手入れをする時間がない、子供に掴まれると痛い)
・白髪が生えてきたから(長いとカラーリングが面倒)
・髪が細くなりうねってきたから(美しいストレートヘアを保つにはお金も手間もかかる)
・毛量が減ってきたから(長いと根元が立ち上がらず薄毛が目立つ)
・もう女を売りにする必要がないから(おばさんデビュー)

若い頃からショートの女性は上記に当てはまらないかもしれませんが、中年になってから髪を伸ばすのをやめた女性は、ほぼ上記のひとつ(あるいは複数)に当てはまると思います。今思えば、昭和の昔によくいた「おばさんパーマ」(カーラーはずしてそのまま、みたいな無造作ヘア)も、上記になぞらえれば必然的ヘアスタイルだったのかもしれません。
そういや私が物心ついた頃から、ウチの母(当時30代後半)はすでにおばさんパーマをかけていました。あれはもしかして、おばさんだからというより当時(の中年以上)の女性の間で流行の髪型だったのかしら(んなわけないか)。


こんなヤツね。今は見かけなくなったなー。
「大阪のオバちゃん」のアイパーは、当時の名残っぽいカンジもするけど(笑)

ちなみにあたしも先日ロングヘアをバッサリ切りました。理由は、ランニングを再開したから。
運動後シャワーするたびブローに長時間かかるのが、けっこうな負担になっていたんですよ。夜も入浴するから1日2回、トータル1時間。
タイムロスもイヤだわ、髪も傷みやすくなるわ、でバッサリしてスッキリ☆
まーその1時間を面倒だと思うこと自体、美から遠ざかる=中年度が増してきた証拠かもしれませんね……。

個人的に望む、オッサンの素敵ヘアとは

男性が思うほど、女性は男性のハゲ具合を気にしていないものです。
だってそれって「女性ホルモンが少ない=男性ホルモンが豊富」なことの表れじゃないですか。頭髪フサフサで下半身が枯れている(!)くらいなら、ハゲで絶倫なほうがモテますって(笑)

頭髪なんて、濃くても薄くても無くてもいいんです。
状態にかかわらず、清潔感を保ち、本人のイメージ(や毛量)に合った髪型をしていれば、女性目線では“合格”なんです。バーコードみたいに未練がましい髪型だったり、伸ばしっぱなしの落武者ヘアは論外ですが。

ちなみにフサフサ=男性ホルモンが少ない⇒枯れている、というわけではないそうです。
そして必ずしもハゲ=絶倫というわけでもないようです。
(てっぺんから薄くなるのは、ホルモンではなくストレスが原因らしい)
しかし「オデコから後退」していくタイプは明らかにホルモンの影響なので、ヒゲや体毛の濃さなどトータルで観察すれば、ある程度絶倫度は予測できるかもしれません。よし、今度リサーチしてみようw

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