弱ったときに、ひしひしと感じる愛情。

暮らしいろいろ

お久しぶりのブログ更新は、近況報告から。

実は2週間前から突然、寝れないほどの全身の痛みに襲われ、しばらく不調でブログにまで手が回らない事態だった。
病名がハッキリするまでひとまず処方された鎮痛剤(リリカ)で痛みは引いたものの、強い薬は副作用も強く、軽い眩暈と頭ボンヤリ状態で原稿に向かう集中力がゼロになり、担当さんに〆切を延ばしてもらう始末。

鎮痛剤飲まなきゃ痛くて仕事にならないし、飲んでも仕事にならないとか。
いやはや、参った。

簡単に、今回の経緯を。
①12日晩、突然全身筋肉痛のような痛みに襲われ、朝まで眠れず半泣き。
②翌日、地元のかかりつけ病院(徒歩5分)に駆け込み血液検査したら「ひどい炎症の数値が出ている」と言われる。
③ひとまず鎮痛剤と紹介状をもらい、翌日大学病院で精密検査。
④結果が出るまで鎮痛剤でやりすごす、が仕事にならない状態で担当に泣きつき、〆切延期してもらう。
⑤翌週再び大学病院へ。「リウマチ性多発筋痛症」とのことでステロイド治療開始。

ピークの痛みを10(動くのもしんどい、眠れないレベル)としたら、今は5くらい(運動した後よく起こる筋肉痛レベル)。
ステロイド服用開始と同時に鎮痛剤はストップしたため、数日は痛み復活で「ぐぬぬ」となったが、ようやく峠を越えて一安心。
まだ痛みはあるものの、頭はハッキリしているので、本日より仕事も再開(って先週までも7割減ペースで仕事はしていたが)。

「関節リウマチとは違い、完治の可能性はある」
「ステロイド減薬時にぶり返しがあるかもなので、現段階ではいつ治るとは断定できない」
医師から言われた言葉を反芻すると、喜んでいいのかどうかビミョー。

まー生まれつき虚弱体質ゆえ「どこかしら不調」な生活にはある意味慣れている。
今回も「多少パフォーマンスが落ちようとも、日常生活が送れるレベルまで回復できればいいや」と、お気楽に構えている。まだ他にも持病やら爆弾やら抱えてるし。
そりゃー健康なほうがいいけれど、それが難しいのであれば、最低限「仕事」と「酒」と「セックス」さえドクターストップにならず楽しめればいい。その3つのどれかひとつでも欠けたら、一気にストレス溜まってもっと不健康になりそうだけど(笑)

前置きが長くなったが、ようやく本題。

ひとり暮らしは気楽だが、病気になったときだけは本当に困る。
一昨年「良性発作性頭位めまい症」になったときも、昨年カレーに殺されそうになったときも「ひとりで生きるのはしんどい」と実感した。
だけど今回は、彼氏(ただいま半同棲中)にずいぶんと助けられた。

発症した晩は眠れず、呻くたびに隣で寝ている彼氏を起こしてしまい、しまいには痛い箇所をマッサージしてもらったりトントンと叩いてもらったり。
その後も病院まで送ってもらったり、重いモノが持てなかったり痛くてペットボトルの蓋が開けられないのを代わりにやってもらったり。
他にも、痛みやボンヤリ状態を言い訳に家事をサボリがちなあたしに、文句ひとつ言わずフォローしてくれたり。
ホント今日まで面倒かけっぱなしだ。

「愛ってこういうことなのね」
弱ったときほど人の優しさをひしひしと感じる。
大げさだけど、万が一将来介護生活になったとしても、彼なら助けてくれそうな気がした(笑)

「困ったときはお互い様」などというが、今のところ一方的に助けられてばかりのあたし。
うれしいなぁ。愛されてるなぁ。

自分は彼に何ができるだろう。
せめて彼が困っているときは、誰よりも一番「助けられる人」でありたい。

+ + + + +

余談だが「リウマチ性多発筋痛症」は、老人(60歳以上)に多い病気らしい。
「まれに、50歳前後からかかる人もいますけどねー」

……その「まれ」になってしまった己の肉体は、すでに老人の域なのだろうか。
凹むわー。笑

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