【愛生きバックナンバー】愛を惰性に変換しないで

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メルマガ『愛がなきゃ生きていけない』掲載のコラムです。
vol.15(2003.3.28配信)

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このテーマは何がきっかけだったのかなぁ……さっぱり思い出せません。
当時、彼氏とは(たぶん)うまくいってたし。ここに結びつくような相談を受けた記憶もないし。
おそらく、当時観ていたドラマか小説にそんなシーンがあったとか、その程度のアンテナではないかと(笑)

創刊3ヵ月目あたりから、だんだんネタ探しに奔走するようになったんですよ。
そうそう自身から発する「恋の本音」が更新されるわけじゃないし、週刊だと月に4本はネタ出さなきゃならないですからね。

作家になった現在は、月に20本近くネタ出し~執筆しています。
14年もあちこちで書き続けていると、筆力もアンテナも鍛えられますね。まー素人だった当時とは違い、今はプロだからできなきゃ困るんですがw

愛を惰性に変換しないで

あなたは、どんな瞬間に好きなヒトの愛情を感じますか……?

病気の時に看病してくれる。
欲しかったモノをプレゼントしてくれる。
困った時に助けてくれる。
一晩中、腕枕をしてくれる。
凝った肩をマッサージしてくれる。
毎晩「おやすみコール」をしてくれる。

日常の些細なコトから、トラブル時の対応など、愛情を感じるシチュエーションはさまざま。
しかし、愛情を感じていた事柄も、繰り返されると慣れていきます。
徐々に麻痺したココロになり、愛情をもらうコトが「当たり前」になってしまいます。
そこから「惰性」の関係が始まります……。

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どうすれば、いつも新鮮な気持ちで愛情を受けとめるコトができるのでしょう。

答えは簡単。
短期間でいいから、一人になってみること。
一緒に住んでいてそれが難しいのなら、2~3日実家に帰ってみましょう。

ココロが麻痺してしまうのは、逢う回数に限ったコトではありません。
電話なども含め、二人の接する時間がパターン化するのも、惰性を生み出します。
だから、ほんのちょっとだけ、日常を変えてみるのです。

期間は、相手のコトを「恋しい」と思うくらい。
その間に、寂しさを他の楽しみで紛らわせてはいけませんよ!
まぁ、他の異性と比較するのも一種の手かもしれませんが……(笑)

もしも1ヶ月経っても何の感情も沸かなければ、もうあなたの恋愛は終わっています。
相手がずっと連絡もしてこないようであれば、残念ながら、もう一緒にいる価値はないかもしれません。

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むしろ悩むのは、受けとめてもらえない愛情を「与える側」でしょう。

毎日連絡を取るとか、何か習慣化してしまった「愛情」は、一度イレギュラーになってみないと、受け取る側の麻痺したココロは解けません。

だけど、きっと麻痺しているのは相手だけじゃないはずです。
本当に自分は、相手の愛情をひとつも流さず受け止め、感謝してますか……?
相手をとやかく思う前に、まずは己を知れ、ですね。

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下世話ですが、SEXが惰性になるのもよく聞く話です。
相手が同じだからと、パターンまで決めてしまっては、次の行動が読めてしまい、精神的な充足は得られても、肉体的な満足は減少するのがオンナの性。

そんな時、相手まかせにしてはいけません。
オトナのオンナなら、時にはリードして、いつもと違う攻め方に挑戦してみること。
経験が浅くて知識がないなら、素直に「新しいコトがしてみたい」と提案すれば、イヤがるオトコはいないはず。むしろ喜ばれるかもしれません(笑)

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「~してくれなくなった」「最近冷たい」などと思いがちですが、文句を言うだけで何もしないのは、単なるコドモのワガママです。
黙って耐えるべきではありません。
すべての物事には原因があるように、対策もしかるべき。
そこまで考えてこそ、オトナのオンナでしょ?

与える愛情を喜んでもらえなかったり、相手の愛情が感じられなくなるのは、関係を変化させるべき時期の到来。
もっと親しくなるチャンスなのだと、あたしは思うようにしています。

まずは自分から、二人の間に新鮮な風を吹かせましょう♪

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居心地のいい気楽さも、関係を長続きさせるには大事だと思います。
惰性との違いは、受け止め方によって微妙ですが(苦笑)

ただ、恋愛を「家族愛」に変換させてしまうのは、あたしは否定します。

一緒に住んでも、夫婦になっても、永遠に血を分けた他人です。
どこかに「恋愛」の部分も残しておかなきゃ、オンナ捨てるも同然!!

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