【note】で展開中のマガジン『熟女はつらいよ！？』を更新しました。
今回のテーマは「熟女だからセックスが好きになったのではない。熟女になったから『セックスが好きな自分』を解放できたんだ。」。
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いいのか悪いのか、あたしは１０代の頃からエロに関して己にフィルターをかけることを知らず、罪悪感もなく、「隠す」ことの美学すらわかっていなかった。
そのせいか処女喪失も１５歳と早く、１０代はヤリまくりの青春を送っていた。
唯一の救いは、女子校で出会いが少なかったため、その相手は彼氏ひとりだったことだ。もし共学でヤリたい盛りの男子たちに囲まれていたら、うっかり肉便器（※）と化していたかもしれない。
※多数の男性と性的関係をもつ女性や男性のこと
性に対する解放的すぎな性格は、若い時分ほど周囲から浮きがちだ。合コンで下ネタ炸裂な会話をしてドン引きされたり、当時の彼氏から素で注意をされたこともある。
幸いなことに、エロが好きでも不特定多数の男とヤリまくるような生き方は望んでいない。エッチする相手は「月内１本」というのがあたしのポリシーだ。
月内というのは、暦ではなく月経周期。万が一妊娠したとき「誰の子かわからない」事態にならないよう、これだけはレベル４９現在までしっかり守っている。
２０代までは「信じらんない」と敬遠されがちだったあたしのオープンエロな性質は、なぜか３０代になってから歓迎されるようになった。
そして４０代熟女の今になって思うのは「なんだ、みんな本当はエッチ好きなんじゃん！」ということ。
男性は、オープンなヤツとムッツリなヤツがいるが、ほぼ全員エッチは好きだ。
だが、これまで眉をひそめられた経験の多さから、女性のエッチ好きは少数派なのかと思い込んでいた。
でも違ったんだな。
熟女になって、周囲の熟女たちの振る舞いや言動や、あたしのオープンエロを支持する女たちの変化によって、よーーーくわかったよ！
……隠すことなんて、ないのにね。
（とはいえTPOをわきまえないと、あたしみたいにドン引きされたりセクハラの餌食になるかもしれんがｗ）
