先週の金曜日から、カフェイン断ちを始めてみました。
コーヒー中毒なことは自覚していたものの、昔から寝つきがのび太級にいい(横になって3秒で眠れる)あたしは、別に困ってはいませんでした。
しかしながら、お友達の分子栄養学指導認定カウンセラー・馬篭純子さんのブログ記事の中に、気になる一文を発見。
甲状腺機能低下を疑う場合の判断方法はかなりセンシティブです。
何か怪しいなと思うと、背後に甲状腺機能低下があることが多い。
具体的に言うと、血液データを全体像を診て、低たんぱく状態であるにも関わらず、微妙にLDLコレステロール値が健康値であったり、筋肉がない身体なのにクレアチニンやCKが微妙に健康値だったりする場合です。そういった場合に実際に検査をしてみると、潜在的甲状腺機能低下症が発見されます。いわゆる甲状腺機能低下症の特徴である、髪に艶がなくボサボサとか、肌がくすんでいるとか、目つきがぼんやりしているとか、そういった分かりやすいケースはほとんどありません。
このレベルの微妙な判断を要する患者さんは、糖質好きで血糖値ブースト大好きとか、コーヒーのカフェイン中毒があったりで、自覚症状が感じられなくなっていることが多いのも特徴です。
甲状腺機能低下症と診断されて11年。あたしの場合、FT3とFT4の値は不安定、かつTSHのみ微妙に高めという状態がずーっと続いてるため、今は定期検査のみで投薬治療はしていません。
しかし(甲状腺機能低下症が原因とされる)LDLコレステロール値だけは異常な高さをキープしていたので、昨年よりコレステロールを下げる薬のみ常用しています。
甘いものも、コーヒーも、中毒レベルに大好きなあたし。思い当たるフシありありです(笑)
ホルモン不調な肉体がそれらを欲している(そして過剰摂取することにより、ホルモン値を狂わせている)のだとしたら、断ってみれば、ホルモン値にも変化が出るのでは……と思ったんです。
離脱後の頭痛が思いのほかひどく、心折れそうに
そんなわけで、カフェイン断ちを始めて4日目。
メリットどころか離脱したことによる副作用に苦しむばかりですが、せっかくの人体実験なので、すべて備忘録的に残しておこうかと。
ちなみに、これまで毎日コーヒーを最低4杯は飲んでいたので、1日のカフェイン摂取量は360mg(1杯あたり90mg計算)ということになります。
カフェインはチョコレートにも含まれるので、実際はもっと多く摂取していたかと。
<初日>
昼まではなんともなかったものの、午後から激しい頭痛。
「血行がよくなれば、頭痛も改善するかな?」
という素人判断で運動したら、逆に頭痛がひどくなる罠orz
典型的なカフェイン離脱の症状だと思いましたが、台風21号が接近していたので、低気圧とどっちが原因かわかりません。
根性ナシのあたしは、初日から鎮痛剤(無水カフェイン80mg含有)を飲んでしまいました。
あっさり痛みは引きましたが、結局のところ鎮痛成分とカフェイン添加のどちらが効いたのかは不明。まー楽になったから結果オーライで。笑
<2~3日目>
薄い頭痛は継続。しかし鎮痛剤を飲むほどではないので、楽しいことで紛らわせつつ耐えました。
この日から、デカフェ(通常のコーヒーより97%カフェインオフ)を飲むことに。1日2杯まで。
普段から飲んでいるミネラルウォーター(常温)の他、彼氏用に作り置きしている麦茶もgkgk。
禁煙のときは、ニコチンパッチを貼って微量のニコチンを摂取すると禁断症状が和らぐといいます。
デカフェはまさに同じような効果かもしれません。通常のコーヒーを飲みたい欲求も起こらずに済んでるし。
<4日目>
薄い頭痛が継続中。
昨日までは休日だったからやりすごせましたが、いざ原稿に向かうと、たかが薄い頭痛でも気になり、集中力を欠いてしまう始末。
日中の眠気も頻発。今までコーヒー飲んでごまかしていたのをカットしたら、こうもボンヤリしてしまうとは。
こんな症状が続くようでは、仕事に支障が出てしまいます。
心が折れそうになっていますが、ここでやめたら昨日までの努力は水の泡。
「あと数日で治まるだろう」と祈るような気持ちでやりすごしているのが今。
おまけ
寝つきは元々いいので、変化ナシ。
しかし睡眠の質については、若干眠りが深くなったような気がします。
いつもより寝たのは早かったにもかかわらず、今朝はアラームすら気づかず寝坊。
目が覚めないのは……ちょっと困るw
なお、あたしの周囲では、カフェイン断ちが地味に流行中。
・コーヒーを止めてよかった8つのこと 毎日5杯以上飲んでいたのをゼロにして20日経過(ものくろぼっくす)
・カフェイン断ちを実際にやってみた経過と感想まとめ(JMatsuzaki)
……流行りに乗っかったわけじゃないですよ!
でも先にこーゆー記事を読んでいた影響は、多少受けたかな(笑)