「淡麗女子」は最強かも。

趣味・その他

こんな本を読みました。

著者は芳中千裕さん。
実は以前からあたしの読者さんだったらしく、初出版の著書(上記)を送ってくれたのです。


ご恵贈ありがとうございます!

芳中千裕さんについては、こちらをどうぞ。
(公式サイト)
//tanreijoshi.com/
(プロフィール)
//bhp-office.com/life/%E8%8A%B3%E4%B8%AD%E5%8D%83%E8%A3%95plofile/

以下『わたしたちはもっと自由に生きられる 淡麗女子®のススメ』本書より抜粋。

淡麗女子とは、
一 美しく決断し行動している
一 しなやかに自立している
一 目に見えない価値を広げている
5ページ「プロローグ」より

  

「淡麗女子」はわたしたちの基準。
昔から縛りの多い女性に生まれた私たちを解放したくて名付けたアイコンです。
6ページ「プロローグ」より

淡麗女子のコンセプトがわかったところで読み進めると、ふむふむと頷くフレーズがたくさんありました。

失敗したら恥ずかしい、カッコ悪いなんて、他人にどう思われているかを気にして生きるのはしんどいです。自分の心の真ん中で求めているものに耳を傾けてみてください。
あなたの築きたい世界はどんな世界ですか? 失敗はそのためのデータを一つ得たということ。成功確率が上がったということです。
49ページ「失敗すると成功確率が上がる」より

求めるものがハッキリしていれば、他人の目も失敗も気にしなくていいのよね。

やりたいことを100個書き出すワークもしましたが、今はそれが時間とエネルギーの無駄だったと思います。やったことがある人ならわかると思いますが、やりたいこと100個だと、60個ぐらい書くと、書くことがなくなって、海外旅行と書いたところに取り消し線を引いて、アメリカ旅行、フランス旅行、ドイツ旅行と書き直す羽目になります。ひどいと、アメリカ旅行をまた消して、ハワイ旅行、ニューヨーク旅行、LA旅行と数を稼ぎ出します。
時間の無駄だと思ったのは、そんなことをいくら書いても、行動して、ビジネスして、自分のステージが変わると、やりたいことなんて変わるのです。
だから、目の前にチャンスがあるなら、飛び込んでみるしか、未来は拓けない。わたしはそう思います。
55ページ「願望を書き出しても道は拓けない」より

昨今のスピ(もしくは目標達成)クラスタを敵に回しそうな一文(笑)
でもちょっと頷いた。楽しくリストアップするのはいいけど、数勝負じゃないんだよね。

わたしが勧めたいのは、完璧でなくていいから、完了させて結果を出すこと。失敗も成功も結果です。どちらでもいいのです。その結果の分、経験という財産になります。だから、完璧にする価値ってあまりなくて、それより、失敗でもいいから、完了させるほうが大事。失敗は、その方法が違ったという答えをくれるので、次の行動につながります。
100ページ「完璧よりも完了すること」より

これは膝を打った。プロセスを楽しむことも大切だが、結果を出すには「完了」のステップを設定しないとね。段階ごとに完了を置くことで、達成感もモチベも保てるわけで。

「考えるな、感じろ」なんていう言葉もありますが、毎日充分に考えている人は、脱力して感じることが大切(感じてばかりの人は、考えることも必要だけど)。
ゴルフでも、テニスでもそうだけど、球を打つ前に脱力できているから、いいインパクトで球を打てます(わかっていてもなかなか難しいのだけど)。そして、それは、ビジネスでも人生でも同じで、脱力できるから、いい球が来たときに、いい感じに返せる。緩和があるから、いい緊張感で力を発揮できる。
131ページ「力を発揮するには脱力が必要」より

緊張と緩和。力の入れ具合は抜いてみないとわからないものだよね。

食べ物にこだわるというのは、オーガニックがいいとか添加物がダメとか、そういう次元の話ではなく、心地よく食べられることが大切。健康であれば、多少の添加物は排出する力を私たちは持っています。あと大切なことは、好きな人と食事をすること。一人でもいいですが、おいしくて心地よい時間を共有することで、幸せホルモンが出て、心身ともに満たされます。
140ページ「食べることは命の基本」より

神経質になりすぎるのも、ストレス増やす(笑)
何を食べるかより誰と食べるかを重視するほうが「心の栄養」は満たされる♪

まずは、相手を受け入れることです。お話を聞いてほしい相手は、今どんな状況にいますか? 何を大事に生きていますか? 相手にとっての幸せって何ですか? どんな人生観を持っていますか? 自分の信念を伝えるより先に相手を理解する。相手が話を聞いてくれないのであれば、それは自分が相手の話を聞いていないからではないだろうか? という疑問を持つくらいでちょうどいいのです。
131ページ「力を発揮するには脱力が必要」より

ブログみたいに一方的な発信は別だが、対面での会話は主張するだけじゃー届かない。

他にも、大人の女性なら覚えておきたいことや、しなやかで強い「淡麗女子」になれるポイントがたくさん。これを読めば、最強に魅力的な女になれるかもしれません。

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お会いしたことがないので、ご著書の内容やプロフィールやブログ記事の限りですが、聡明ながらしなやかな強さを併せ持つ、まさに「淡麗女子」なんだろうなーと想像しました。ロジカル優勢でありながら感覚も鋭いのは、物書きに向いている資質です。
文章がソフトなのは「淡麗女子」的ブランディングだからとは思いますが、大阪人なあたり、リアルの千裕さんは(本のイメージよりも)チャキチャキしてておもろい子なのではないかと(あくまで想像です・笑)。

千裕さんの活動や思想の集大成といってもいい『淡麗女子®のススメ』。
今の生活や生き方にモヤモヤしている女性にとっては、バイブルになるかも。

「初出版」というのは、人生におけるターニングポイントのひとつ。
なぜなら「本を出す前」と「自著を出した後」は、多かれ少なかれ周囲からの扱われ方や生活そのものが変化するから。
あたしが初出版したのも千裕さんと同じくらいの歳だったので、懐かしい気持ちが込み上げると同時に、彼女の「これから」が楽しみになりました。
そのうちリアルでもお会いしたいなー♪

<おまけ>
千裕さんのブログを拝読した中で、特に気に入った記事。
//bhp-office.com/life/love/%E5%A5%B3%E3%81%A8%E7%94%B7%E3%81%AE%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%83%E3%83%97/

(記事より抜粋)

パートナーシップがうまくいっていない人は、
私を認めてよ~わかってよ~オーラが強く、

仕事をしても愚痴が多かったり、
街を歩いても嫌なことが目につきやすかったり、
美味しい食事も、楽しくなさそうだったり
そういう人が多い。(千裕調べ)

つまり、周りに気を遣わせる人。

いるよね、こういう人。苦笑

私は同じ能力の2人が、仕事を依頼してきて、
どちらか1人を選ばないといけないときは、
パートナーシップがうまく行っている方を選ぶ。

今まであまり意識したことなかった切り口。
「他人とうまくやれない人」は、公私どちらにも表れるでしょうね。対人はその人の性質が露呈しやすいから、仕事だけうまくやれるなんてことはないはずw

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