【愛生きバックナンバー】五感で惚れる

バックナンバー

メルマガ『愛がなきゃ生きていけない』掲載のコラムです。
vol.12(2003.3.8配信)

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このメルマガ、反響大きかったんですよ。
「女がエロを語るとウケるのか」と味をしめ、以後エッチなニュアンスを意図的に盛り込むようになったという(笑)

酒の席で男性と同等に下ネタを語れてしまう(むしろ好き)ことは、当時「モテなくなるから自粛しなくては」と思いつつやめられない“悪癖”だと自分では思っていました。
しかし物書きになってからは、むしろそのオープンエロなところが一定の評価を受けていたり。

でもギョーカイに属したら、あたしよりさらにツワモノがたくさんいたんですよね。
それまで自分のいた世界が狭かっただけで、視野を広げてみたら、まだまだ自分は真人間レベルだったという。おヘンタイさんには適いませんw

どんな特性をも生かせるという意味では、ホント作家は天職だと思います。
欠点さえ個性にできれば最強ですもの♪

五感で惚れる

五感とは、言わずと知れた「視覚」「聴覚」「嗅覚」「味覚」「触覚」。
異性を意識する時はまず顔やスタイルが好みか、といった視覚から入っていくのに、どうして好きになった時に、その理由の多くが相手の「性格面」を語るのでしょう?

はっきりと理由が言い表せる恋愛は、心の部分が強く支配しているのかもしれません。
理性的な好き嫌い、というのも理解できますが、理屈じゃ言い表せない「好き」の感覚こそが、あたしにとってはオトコへの恋愛感情に結びつくのです。

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五感での好き嫌いは、イコールSEXの相性にも結びつきます。
もちろんその行為に至るくらいだから、触れる以前から相手にオトコを意識しています。
だけど、どんなに気が合うと抱かれる前に感じていても、SEXの相性は別物。

カラダは正直です。
「感じている時の表情がいい」
「このヒトの体臭はホッとする」
「耳元で囁く声がセクシー」
「体液の味をおいしく感じる」
「触れると肌に手が吸いつく感じ」
そんな感覚が、テクニック以前に相性を左右するような気がします。

究極は、
「カタチがピッタリ合う」
これは、そんな相手にめぐり合って初めて気がついたコトなのですが、まさにジグゾーパズルの最後のピースがはまったような感覚。
むやみな動きは必要なく、ただあたしの窪みに相手の突起が入っているだけで、エクスタシーに達してしまう、信じられないほどの高まり。
「やばい、カラダ変えられちゃう」って思いましたね(笑)

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そんな相手に惚れる恋愛は、理性的なヒトには理解し難いかもしれません。
そもそも恋人と付き合う時の基準として、SEXを重視するかは個人差があるようです。

自分が感覚を重視する本能型なのは、いくつか恋愛を経験した後に気づきました。
なんて言うとあたしがものすごい淫乱みたいですね(否定はしませんが・爆)

だから、あたしがオトコに惚れる時は肩書きなどの条件は一切ありません。
性格面は惚れる以前にふるいにかけられるから、最悪はありえないけど、いい性格かどうかは優先順位としては低い(笑)

オトコとオンナが恥ずかしいところを全部見せ合って、カラダで会話するのがSEXです。
言葉で言い表せない愛情の交換をする手段に、スキンシップ以上のモノはありません。
その行為は二人だけの秘密だから、アブノーマルであろうと、お互い満足できる方法を追求するくらい、求め合う関係でいられることが大事。

五感の相性が良くて、お互いの恥部や性癖までをもさらけ出せる相手ならば、きっと他のコトもフィーリングが合うに違いありません(笑)
そんな相手と部屋でじゃれるようなゆったりとした時間を過ごすことが、あたしの一番の幸せ……。

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