【愛生きバックナンバー】待つ女・待たせる女

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メルマガ『愛がなきゃ生きていけない』掲載のコラムです。
vol.6(2003.1.25配信)

もう時効だから言いますが、これは(最初の)離婚直前に仲良くなった男のこと。
離婚後、正式に彼氏へと昇格しましたが、以後あたしが「再婚恐怖症」(結婚したらまた離婚になるのでは……というトラウマ)になってしまい、数年間(プロポーズの返事を濁して)待たせてしまったのです。
結果、他の女性に心変わりした彼とはジ・エンド(別れてまもなく、彼はその女性と結婚)。

このトラウマは、36歳で(元)ダリンと暮らすまで、8年もの間「重い十字架」となっていました。ずーっと「あたしは結婚生活に不適格な女だ」と思い込んでいましたからね。

今はすっかり氷解された(というか結局は相性だとわかった)ので、健全に「ご縁があれば再婚も」と思えるようになりましたw

待つ女・待たせる女

世の中の恋人関係において、オンナの立場は2種類しかないと、あたしは思います。
「待つ」女と「待たせる」女。

何を待つのかは千差万別。
「結婚」だったり(これが大半)「離婚」だったり(これは不倫限定)「相手の決断」だったり「別れるタイミング」だったり(苦笑)

何も待たない関係は気楽そうだけど、あたしは常に何かを待ってるような気がします。
それは、ともすると「あせり」の心理を生み出してしまいます。
そうなってしまっては、二人の関係にもヒビが入りかねません。

* * * * * * * *

過去、一度だけ「待たせる」立場の恋愛を経験しました。
あえて言葉のやりとりでわかっていたわけではないのですが、彼の様子から、きっと待っているのだな、という心情はひしひしと伝わってきていました。

待たせるのは、待つことよりもずっと苦痛でした。プレッシャーを感じました。
しかも、その待たせている事柄は自分一人では結果の出せないモノで、望んでも叶えてあげられない後ろめたさが、彼に必要以上に優しくするという行動に表れていました。

結果的には、彼の都合のいい方向になりましたが、それからもあたしは違うコトで再び彼を待たせてしまう事情ができてしまいました。
そして待ちきれなくなった彼は、希望を叶えてくれる別のオンナを見つけ、あたしのもとを去っていきました。

* * * * * * * *

特定の相手との関係において、待つ立場と待たせる立場になるのは、最初から役割が決まっているように感じます。

強弱関係?
愛情の量?

一概に要因は限定できないけれど、ひとつだけ言えることがあります。
待たせて平気でいられるヤツは、待つことが苦にならないヤツ。

あたしはどっちの苦しさも知っています。
待つことが楽しくなるように発想を転換させたり、いっそ待つのをやめてしまおうと考えたり、自分で働きかけようとしたこともあります。
うまくいくこともあれば、待ちくたびれて醜くなった自分に気づいて去ったこともありました。

場数を踏んだせいか、そういうのにも最近は慣れてきました。
自身の「あせり」に対面する年齢を通りすぎたせいでしょうか(苦笑)

心が完全に制御できるほど賢くなってしまったら、もう恋愛は楽しめないでしょう。
あせるのは良くないですが、時に切なく思う気分は、きっと恋の醍醐味かもしれません。

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