匂いと触感にこだわる女心

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あたしは「匂い」と「触り心地」にすっごく敏感です。もはやビョーキなんじゃないかと思うくらい。

洋服なんか、デザインや色がどんなに気に入っても肌触りがよくなければ買わないし、どんなに好みの男でも、口臭や体臭が気になったら友達以上の距離(心のみならず物理的にも)には近づきません。

それらの傾向は、子供のころからありました。
母親が買ってくれたニットのセーターがチクチクすると、冬場なのに泣いて脱ぎ捨てたり、教室で不審な匂いがすると、仮病をつかって保健室へ逃亡したり。
逆に、手触りのよさだけで(ロクに着ない)毛皮のジャケットを衝動買いしてしまったり、体臭が好みというだけで(ろくでなしな)男とつき合ってしまったことも。
あたしの人生は、この妙な嗜好に左右されているといっても過言ではありません。

手触りについては「サラサラ」「すべすべ」「フワフワ」は多くの人も好むところでしょう。そこにあたしは「サワサワ」というのが加わります。うまい擬音が浮かばいので便宜的に「サワサワ」と表現しましたが、要は「毛触り」です。一定方向へ生えている毛並みを撫でるのが好きなんです。
(なので、男性の胸毛やすね毛に萌えるという、妙な性癖もあります……)

ペットに犬を選んだのも、もちろん手並みを撫でられるから。蛇など爬虫類の「つるつる」な触感も好きですが、モフれる毛並みにはかないません。

敏感レベルは、他人だけではなく自分にも

そんなあたしなので、当然ながら自身の触り心地には変態レベルにこだわっています。

サラサラした触り心地が最優先なので、固めてセットする髪型にはまずしません。万が一顔に吹き出物やたるみを発見したら「ジーザス!」と悲鳴を上げ、全力でケアします。皮膚科の医師に呆れられても、1ミリの角化症をレーザーで取り去ります。
(触感とは無関係なシミやシワに対するケアは不足しがちなくせに……)

同様、自身から発する匂いにも敏感です。体臭はもともと「ほぼ無臭」でしたが、最近は「そろそろ加齢臭が漂っているのでは?」と気になってしまい、バスルームやドレッサーに匂いケア的アイテムがじわじわ増えてきました。
幸い「自臭症」レベルまで達していないのは、おそらく入念なケアをして「これで大丈夫」と自身を納得させられているからではないかと。

しかし身体を洗うソープだけでも部位別に4種類、口内ケアについては3種類の歯ブラシと2種類の洗口剤を使い分けている自分は、やっぱりビョーキではないかと思う今日この頃。こういうのって、なければないで慣れるのですが、一度手をつけてしまうと、やらなきゃ気持ち悪くなっちゃうんですよね……。

そんな変態ではありますが、決して「無臭でなければ許せない!」のとは違うんです。手触り同様、あくまで趣味嗜好のモンダイ。
たとえば体臭なんかも、自分にとって好みの系統ならば、それはフェロモン的な役割を果たします。さすがに口臭は基本NGですが、常に「歯磨き後しかキスはしない!」ほどの潔癖というわけではありません。気にならないレベルなら全然OK。
大事なのは「許せる種類のものか」「自分の好みかどうか」。これは手触りにも共通の感覚です。

五感には逆らえない

あたしはたぶん、人よりずっと動物的感覚が強いのでしょう。みんながいうところの「好みの顔やスタイルやファッション」よりも、相手の体温とか触感(肌の厚みや髪の質感や唇の柔らかさなど)や聴覚(好みの声)や匂い(体臭)のほうを重視しがちだし。
感覚という切り口でいえば、人より視覚が弱いのかな。
いやいや、もちろん最低限のNGチェックはしてますよ! 優先順位がわずかに下なだけで(笑)

蛇足ですが、およそ1年前、あたしは「熟女御用達の2大化粧品」のひとつ「SK-〇」という高級ブランドの化粧品に手を出しました(もうひとつはドモホ〇ンリンクル/いずれも伏字にしたのは検索対応)。
確かにアレは手ごたえを感じました。さすが高級なだけはあります。しかし長くは続きませんでした。

その理由は、ブランド特有の「ピテ〇」臭。納豆臭ともヨダレ臭とも噂される例のアレです。
「ひと月もすれば慣れる」とBAのお姉さんに言われたものの、やはりあたしには耐えられず。好みのニオイじゃなかったんですね。
いくら効果を実感しても、自分が不快になってしまうようでは、使ってて楽しくありません。万が一、キスされるときに殿方から「顔がクサイ」だなんて思われたら、その場で死にたくなります。

五感に通じる嗜好って、変えられないんですよね。脳内ダイレクトなぶん、頭でいくら考えても抗えないというか。

でも本能から芽生える「好き」って、頭で考えて選ぶより(自分に合うという意味では)ずっと正確なんです。
だからあたしはこのまま自身のケモノっぽさに逆らわず、五感に支配されながら生きていこうと思いますw

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