タイトルは「愛人に『貢いだ金銭』は、別れた後に回収できる?」。
興信所から届いた夫の不倫写真のなかに、自身の元愛人・巧が夫の浮気相手と一緒にいる姿を見つけ、動揺する雪江。しかし、巧とはもう別れたのだと気を取り直すと、不倫の証拠写真と離婚届を夫に突きつける。後日、慰謝料と財産分与の取り決めを公正証書に残し、夫とともに、区役所へ離婚届を提出しに行く道すがら、雪江は(これで最後だから…)と、ふと夫の腕に自分の腕を絡めた。
(あらすじより引用)
自分のパートナーに別の女がいると知った場合、なぜか女はパートナーではなく恋敵である女のほうに意識が向きがち。
どれほど理知的なエリート女史であっても、恋愛に関してだけは愚かになってしまうのが女という生き物だ。
恋敵が登場するような場面に接したこともさほどないのだが、あたしは過去、嫉妬にかられて愚行を犯した経験がない。
正確に言えば、嫉妬という感情があまり沸かない。特に恋愛に関しては。
逆に嫉妬されたことは何度もある。
パートナーの元カノ(あるいは元妻)から嫌がらせを受けたことも、一度や二度じゃない。
「もうあなたは終わった関係なんだから、今さらあたしにどうして負の感情をぶつけてくるの?」
不思議でならなかったが、女とはそういう生き物らしい。
じゃあ嫉妬心に欠けるあたしは女じゃないのかといえば、そこは否定しておく。
なぜなら、仕事に関してなら何度もあるからだ。
自分より優秀な人、自分と同じ程度のスキルや経験なのに評価されたり脚光を浴びたりした人に嫉妬心が沸いたとき、あたしは感情をどこにもぶつけることなく「ぐぬぬ」と独り悔しがる。
でも一晩たてば、昨夜までの感情はどこへやら。
悔しがった気持ちは「次はあたしが認められる番じゃ!」と前向きな感情に変換され、仕事へのエネルギーとなる。
そんな自分は単純でつき合いやすいが、小説のモデルにはできないキャラだな。単純で深みに欠ける(笑)
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