カフェイン抜き人体実験の続報です。
前回の記事はこちら。
[clink url=”//kana-shimada.net/2-private/20171023/”]
結論から言うと、完全なカフェイン抜きはやめました。
正確には1日2杯まで。15時以降に飲みたくなった場合はデカフェにしています。
でも1ヵ月やって中毒(=禁断症状)は改善されたのか、夜にコーヒーが飲みたい欲求はほとんど起こりません。
日中にしても、2杯飲むことはまれ。1杯も飲まない日もあります。
(つまり「絶対に必要なもの」ではなく、純粋に嗜好品のひとつになった)
脱カフェインによる甲状腺ホルモン値の変化は微妙
人体実験による変化に期待した甲状腺ホルモン値はこんな感じ。
T3(2.24) 3.28 2.55 1.86L
T4(0.77) 1.67 1.15 1.47
甲状腺刺激ホルモン(0.340) 0.836 1.674 1.487
()は正常下限値。左から10月 11月 12月
10月は脱カフェイン以前。11月が脱カフェイン期間。12月はカフェイン解禁(でも摂取量は10月の半分以下)。
結局たいした変化は現れず。
甲状腺機能低下症と診断されたのが2006年。
以来、基準値より低下したりしなかったり、ずっと不安定なので、投薬はせず様子見中。
ちなみに(甲状腺の影響と見られる)高脂血症の悪玉コレステロール値は……
LDLコレステロール(140) 137 146H 144H
()は正常上限値。左から10月 11月 12月
こちらは投薬中にもかかわらず、夏にステロイド治療がスタートしてから基準値オーバー気味に。
ただ大幅ではないので、薬の量は変えず様子見中。
脱カフェインによる生活上の変化はあった!
脱カフェイン実験をやったことで、生活的にはいくつか変化がありました。
- 「夜中トイレに起きる」ことがほぼなくなった!
- 日中の「ボンヤリタイム」がなくなった!
- 「あーコーヒー飲みたい!」的イライラがなくなった!
ここ1年くらい、夜中に「尿意で目が覚める」回数が増えてたんですよ。ひどいときは3回くらい目が覚めてしまう。
寄る年波には勝てず。夜中トイレに起きるのは「中年あるある」らしいですね(笑)
だけど脱カフェインをしてから、目が覚めるとしてもせいぜい1回。朝までグッスリ眠れる日も増えました。
たぶんですが、眠りが深くなったんでしょーね。朝の目覚めも多少よくなったかなー。前から目覚めはいいのですが。
寝つきについては、カフェイン多量摂取していた頃から「のび太」(横になって3秒で寝てしまうzzz)だったので、特に変化は感じられず。
以前から日中(仕事中)に「集中が切れたのち、10~30分くらいボンヤリしてしまう⇒コーヒー飲んで(無理やり)覚醒」という生活がデフォだったあたし。
脱カフェインスタート時は、コーヒーが飲めないため「集中力が落ちたまま、いつまでもボンヤリ状態」に苦しみました(その間は昼寝で回復)が、数日後ボンヤリタイム自体がなくなり、カフェインに頼る必要がなくなりました。
(脱カフェインによる)頭痛がなくなるまで約1週間かかったのですが、ボンヤリタイムの消失もほぼ同時期でしたね。
脱カフェインを辞めた現在も、ボンヤリタイムは生じません。
ちなみに、ボンヤリタイムはなくなっても、集中力は定期的に切れます。だって人間だもの(笑)
集中が切れるのは「休め」のサイン。離席して運動したりエディと遊んだり、適度に休憩することで復活します。
典型的な禁断症状。いかにコーヒー中毒だったかがわかります(やめようとも思っていなかった)。
今はコーヒーも解禁しましたが、飲まなくてもイライラすることはないし、覚醒用にドーピングするようなこともなくなりました。
カフェイン自体は解禁しましたが、カフェインとのつき合い方を以前とは変えました。
二度と中毒にならないよう、適量を心がけます。
自制できるなんて、大人になったなーあたしも(笑)