【日記】手作りの大変さと愛情と(20191112)

食いしん坊系

たぶん昭和的発想だと思うのですが、あたしには「ハンドメイド至上主義」という思想があります。
要は「完成度は未熟であろうと、手作りのほうが心がこもってて最高よね!」という考え方。

その昔、あたしは何でも作ることが好きでした。
手芸部でフェルト人形を作ったり、キルティング地で巾着袋(80年代に流行した)を作ったり。
中学2年からつき合った初彼氏なんて、冬が来るたび毎年「手編みのマフラー」やら「手編みのセーター」やらプレゼントしてましたしね。
もちろんバレンタインは手作りのチョコやケーキ。愛情の押し売り!笑

今は「時間をお金で買う」主義になってしまったので、ハンドメイドに精を出すことはほぼ皆無になってしまいましたが、冒頭の思想はいまだ呪縛のように定着しています。
だからかな。今でも本命彼氏へのバレンタインは(ハンドメイドを喜んでくれる相手に限り)手作りだし。
「あたしの貴重な時間を捧げて作ったんだから、ありがたく思え」くらいの念を込めて。なんてねw

料理はさほど好きじゃないけど、お菓子作りは好きなんですよ。
高校時代は家庭部で3年間、毎週お菓子作ってたくらいだし。意外と乙女?w

閑話休題。
普段の自炊は手抜きマンセーですが、たまーに凝ったモノを作りたい衝動が起こることがあります。
中でも、毎年秋になると「一度くらい、ちゃんと栗を剥くところからやって、本格的な栗ご飯が作りたい」衝動に襲われていたんですね。

レベル50にして、とうとう、その衝動を現実にしました。
そのために、秘密兵器をGETしました。


じゃじゃん。栗剥きハサミです。
「栗くり坊主」というネーミングも昭和的でナイス(笑)
隣の栗は、茹でて水に晒して鬼皮を柔らかくしたもの。

最初は「これで指切ったら、もう一生栗剥きなんてやらないだろうな」とビクビクしてたんですよ。
しかし「栗くり坊主」は、ビギナーのあたしでも簡単に操れる文明の利器でした。


見事、晩ご飯に出すことができましたーーー♪
うっかり(昼間栗剥きしたことを忘れ)ピエンロー鍋を仕掛けてしまったので、組み合わせ的にはビミョーでしたが、美味しかったですw

+ + +

手作りといえば、お菓子作りのプロになったあげく、コンフィチュール工房をオープンさせたご学友がいます。
もう5年になるのかな。あたしは前身のカフェプロデュース時代からずっと彼女の作るモノを口にしていて、その美味しさに惚れていて、今の「旅するコンフィチュール」の商品も他の友人へプレゼントするなど、地味に応援しています。

そんな彼女が、地元のフリーペーパーから取材を受け、なんと表紙に載りました!


美人さん♪

自分の作るものを商品化できるなんて、ハンドメイドの極みだわー。
あたしは栗剥きだけで「もう来年はいいかな」と思ってしまったのに(笑)

「旅するコンフィチュール」公式サイトはこちら。
通販もやっているので、よかったらどうぞー♪

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