「芸術が爆発した人」に救われる。

暮らしいろいろ

去るシルバーウィーク、川崎市の「岡本太郎美術館」へ行ってきました。

コロナ禍で事前予約必須のスポットが多い中、ここは予約不要なのがありがたい。思い立ったときにフラッと立ち寄れます。

以前から岡本太郎のエッセイには感銘を受けていましたが、アート作品については大阪万博の「太陽の塔」と渋谷マークシティ「明日の神話」くらいしか知らなかった私。

岡本太郎・巨大壁画「明日の神話」渋谷駅に安住へ-公開始まる
岡本太郎の巨大壁画、渋谷に出現――JR渋谷駅と井の頭線改札を結ぶ「渋谷マークシティ」2階連絡通路で11月17日午後、芸術家・岡本太郎が描いた巨大壁画「明日の神話」の一般公開が始まった。

岡本太郎美術館は、生田緑地の中にあります。駐車場からだと緑地を横断して辿り着くルートになるので、お散歩しながら森林浴もできて快適。

岡本太郎美術館
岡本太郎美術館は、川崎生まれの芸術家・岡本太郎の芸術、およびその両親である漫画家・岡本一平、小説家・岡本かの子の芸術を顕彰する美術館です。

入口でアルコール消毒と検温を済ませた私と旦那を出迎えたのは、ほぼ等身大の岡本太郎パネル。

天国の岡本太郎も、まさかこんな使われ方をするとは想像してなかったでしょーね。笑
一平とかの子(岡本太郎の両親)までも、この有り様。ふざけっぷりがナイスw

ここは美術館では珍しく、作品の撮影がOKです。帰宅してから作品を振り返ったり、お気に入りの作品をSNSにアップしたりできる、嬉しいサービス。

というわけで、ここからは私のお気に入り作品を並べてみます。

入口から岡本太郎ワールド全開。コーフンして毛穴が開きます。
手モチーフの椅子。実際に座れます。
太陽。これはあちこちで使われてるモチーフですね。横浜そごうの屋上には、今もあるのかな?
ティーポットのモチーフはニワトリかな。こういうセンス、大好き!
ミニチュア太陽の塔に顔がもうひとつ。笑
大阪万博で公開された本物(1970年)。スケール感がゴイスー。当時私は産まれていたが、赤子だったので見ていません。
この椅子も岡本太郎の作品。右側のソーシャルディスタンス対策、太郎的には不本意ではないかと。

どの作品も岡本太郎の自由な思想が伺えて感心したのですが、終盤に登場したパネルの文字に、私は心から救われた気持ちになりました。

出典失念。どこかのインタビューで岡本太郎が答えたエピソードらしいです。

肩書に縛られる必要なんて、ないですよね。私も文章に留まらず、絵でも歌でも自分のやりたいこと(できること)をどんどんアウトプットしてみよう、と心に誓いました。

+ + +

岡本太郎ワールドに洗脳されたせいか、オリジナルのグッズをたくさん買ってしまいました。

Tシャツ。背面に太陽の塔。
ガチャガチャでGETした、コップのフチ子・太陽の塔バージョン。シュール。
総額1万7千円の衝動買い。後悔はしていませんw
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