翌朝は祝日。文化の日だったので、旦那もお休み。
私は朝イチで清掃局に電話をかけ、粗大ゴミの持ち込み予約を入れました。エディのケージを早く視界から消したかったからです。
次に、犬の火葬をしてくれるところをネットで探しました。
できれば1秒でも長く「エディだったもの」に触れたい気持ちと、すでに「エディではないもの」の変化(死臭を発したり腐敗するさま)を見たくない気持ち。後者が勝ったため、速やかに火葬することを選択しました。
午後、予約した火葬場へ行きました。
ベッドごとエディを膝に乗せて、最期のドライブです。

丁寧な対応で、よくしていただきました。

一通りの手続きをしたのち、焼却炉のある部屋へ。納めの式です。


「もう、このモフモフは二度と触れない」
最後に首の毛をモフったら、また泣いてしまいました。
あとはスタッフの方が焼却炉へ入れ、扉を閉め、点火まで手を合わせてお見送り。
およそ15分と聞いていましたが、なぜか1時間近く待たされ、その間は再び旦那とエディの話をしていました。前の晩から何度も泣いたのに、涙が枯れることはありません。泣き過ぎて頭が痛い(笑)
ようやく呼ばれて、収骨室へ。お骨と対面です。

スタッフの方が、すべての骨を説明してくれました。
その際、犬の中にある「犬の顔の形をした骨」を教えてくれました。

コロナの影響により、飼い主による収骨(いわゆる「箸渡し」)は1本だけ。持ちやすそうな大腿骨を、旦那と一緒に骨壺へ納めました。あとは全部、スタッフの方におまかせです。
その後、骨壺に納まった骨を確認し、封印してからカバーをかけて受け取りました。
人間とほぼ同様の丁寧な対応でよかったです。
帰宅後、本棚を1段開けたところを祭壇にして、エディの骨壺を安置しました。

まだまだ悲しみの最中だけど、ここに記録を残したことで、少しだけ心が落ち着きました。
忘れたくない記憶。大切な家族。最後まで一緒に暮らせて幸せでした。
ありがとう。ばいばい、エディ。
<おまけ>
もうエディのものは全部処分しましたが、記念に洋服だけ写真に撮っておきました。
